はじめに
世界一周航空券の醍醐味は,自分だけのルートを自由に組めることです.
しかし自由度が高い分,初めての方は「どんな順番で回れば効率が良いのか?」と悩みやすいものです.
この記事では,実際に人気のある世界一周モデルルートを
- 東回り(EASTBOUND)
- 西回り(WESTBOUND)
- テーマ型(グルメ,絶景,ビーチ,世界都市)
に分けて紹介します.
旅の目的に合わせたルート作りの参考として使ってください.
世界一周ルートを決める基本ポイント
世界一周航空券のルート作成は,次の3つを押さえればスムーズになります.
■ ポイント1.東回りか西回りかを決める
世界一周航空券は基本的に一方向に進む必要があるため,最初に方向を決めると旅程が作りやすくなります.
- 東回り:日本→北米→欧州→アジア→日本
- 西回り:日本→アジア→欧州→北米→日本
■ ポイント2.訪問したい大陸(都市)の優先度をつける
行きたい都市を書き出し,
1.絶対行きたい
2.できれば行きたい
3.時間があれば
という3段階に分類すると組みやすくなります.
■ ポイント3.距離制か大陸制かでルートの自由度が変わる
- 距離制(スター,OW Global):寄り道しすぎると距離オーバー
- 大陸制(OW Explorer):大陸内の移動が自由で作りやすい
初心者には大陸制の方が調整しやすい傾向があります.
人気の世界一周ルート例(東回り)

■ 王道ルート(文化+都市+自然のバランス型)
東京 → ロサンゼルス → ニューヨーク → ロンドン → パリ → イスタンブール → シンガポール → 東京
特徴
- 太平洋→大西洋の順に横断する正しい東回り
- 北米+欧州+アジアの王道都市を網羅
- 長距離フライトが多く,ビジネスの価値が最大化
こんな人におすすめ
- 有名都市を中心に巡りたい
- バランスの良い世界一周をしたい
■ 絶景重視ルート(自然と文化のハイブリッド)
東京 → サンフランシスコ → リマ → イグアス → マドリード → カサブランカ → ドーハ → 東京
特徴
- 北米→南米→欧州→中東の流れが美しい東回り構成
- 長距離区間をまとめてビジネスで快適に移動
- 変化の大きい文化圏を効率的に巡れる
こんな人におすすめ
- 絶景と都市を両方楽しみたい
- 一般的なルートでは物足りない方
人気の世界一周ルート例(西回り)

■ 大都市巡りルート(ショッピング,グルメ中心)
東京 → バンコク → ドーハ → ロンドン → パリ → ニューヨーク → ロサンゼルス → 東京
特徴
- 大西洋→太平洋の順に横断する正しい西回り
- 欧州+北米の都市をしっかり押さえられる
- 西回りは時差の影響が少なく,体が楽と言われることも
こんな人におすすめ
- 都市観光メイン
- 時差が心配な人
■ 海外ビーチ巡りルート(リゾート特化型)
東京 → シンガポール → マレ → ドバイ → アテネ → マドリード → カンクン → ロサンゼルス → 東京
特徴
- アジア→中東→欧州→北米という美しい西回りの動線
- ビーチと都市を組み合わせた欲張り構成
- カンクンなど長距離区間はビジネスが特に快適
こんな人におすすめ
- リゾートと観光を両立したい
- ラグジュアリーな旅をしたい
テーマ別の世界一周モデルプラン(目的特化型)
■ グルメ世界一周ルート
東京 → 香港 → バンコク → イスタンブール → パリ → ローマ → サンパウロ → 東京
特徴
- 美食都市をつなぐ旅
- 食文化の違いを感じられる
- アジア→欧州→南米の流れがスムーズ
■ 世界遺産集中ルート
東京 → デリー → カイロ → アテネ → ローマ → バルセロナ → ニューヨーク → 東京
特徴
- 文化遺産が多い地域を効率的に巡れる
- 中東・欧州・北米のバランスが良い
世界一周ルート作成のコツ
● とにかく「行きたい都市」を先に書き出す
順番は後から調整すればOK.
● 大陸制なら「どの大陸に行くか」だけ決めればよい
細かい距離を気にせず都市追加がしやすい.
● 距離制なら「寄り道しすぎない」ことが重要
迂回ルートは距離を圧迫するため,最短動線を意識する.
● 長距離区間をビジネスに集めると満足度が最大化
世界一周の醍醐味は長距離フライトがいかに快適かという点にある.
まとめ
世界一周航空券は自由度が高く,旅のテーマや目的に応じてルートを自在に調整できます.
しかし自由な反面,方向,大陸数,距離制限,訪問都市数などを意識しながら組む必要があります.
この記事で紹介したモデルルートをもとに,ぜひ自分だけの世界一周プランを作ってみてください.
次回は,アライアンスごとの世界一周航空券の違いを徹底比較(スター・ワンワ・スカイチーム)の記事を作成します.

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